日時 | 2010年3月11日(木) 13時30分~16時30分 |
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場所 | 財務会計基準機構 会議室 |
新井常勤委員より、来年度の企業会計基準委員会の事業計画や予算に関して説明がなされ、質疑応答が行われた。
逆瀬副委員長及び中根専門研究員より、企業会計基準公開草案「退職給付に関する会計基準(案)」及び企業会計基準適用指針公開草案「退職給付に関する会計基準の適用指針(案)」についての説明がなされた後、審議・採決が行われ、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、出席委員全員の賛成をもって公表することが承認された。
加藤常勤委員より、「実務対応報告第26号『債券の保有目的区分の変更に関する当面の取扱い』の適用期間の満了について」の説明がなされた後、審議・採決が行われ、字句等の修正は委員長に一任することを前提に、賛成10名・反対3名により公表することが承認された。
新井常勤委員及び荻原主任研究員より、包括利益の表示に関する会計基準(案)の文案等に関して、専門委員会における検討状況の説明がなされ、上場会社の個別財務諸表への適用に係る議論の進め方等について審議が行われた。
逆瀬副委員長及び市原専門研究員より、今後の議論の進め方、開発する会計基準の体系及び無形資産論点整理に寄せられたコメントへの対応に関して、専門委員会における検討状況の説明がなされ、審議が行われた。
新井常勤委員及び小林(央)研究員より、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」の公表に伴う「1株当たり当期純利益に関する会計基準」等の所要の改正項目、並びに、IFRSとの既存の差異及び我が国市場関係者から実務上の対応要請のある項目の適用時期の取扱い等について、専門委員会における検討状況の説明がなされ、審議が行われた。
資料の配布をもって報告するものとされた。
以上