日時 | 2004年9月24日(金) 13時30分~16時00分 |
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場所 | (財)財務会計基準機構 会議室 |
石井委員及び湯川専門研究員より、前回の審議を踏まえて公開草案「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い(案)」について修正内容の説明がなされた。その後、審議を経て、本公開草案の公表について議決が行なわれ、出席委員全員の賛成により承認された。
西川副委員長及び豊田専門研究員より、IASBリエゾン国会議の議題について説明がなされ、その対応方針について審議が行われた。なお、主な議題は各国基準設定主体(NSS)の役割及びNSSとIASBとの協調関係の強化である。
審議における主な発言内容は以下のとおりである。
西川副委員長及び布施専門研究員より、企業結合専門委員会における検討状況について説明が行われた。説明では、「共同支配企業の形成」の要件及び会計処理についての検討内容が提示され、意見交換等が行われた。
審議における発言内容は以下のとおりである。
西川副委員長及び秋葉専門研究員より、分離先企業が関連会社となる場合の取扱い(「論点整理」【基本論点4】)について、「論点整理」に対するパブリック・コメントの内容及び専門委員会での検討状況について説明がなされた後、意見交換が行われた。
審議における主な発言内容は以下のとおりである。
西川副委員長及び豊田専門研究員より、ストック・オプション会計基準の国際比較、基準案適用時の説例について説明がなされ、これに基づいて意見交換が行われた。
審議における主な発言内容は以下のとおりである。
ストック・オプション行使価格の変更(リプライシング)をする場合について、当初のストック・オプションをキャンセルして新たな条件のストック・オプションを付与されたものと見るのではなく、時価で買戻して時価で新規に付与するという考え方もあるのではないか。
条件変更が行われるケースでは、基本的にストック・オプションをそのままにしておけば失効してしまうケースと考えられ、当初付与分を取り消して条件変更後のストック・オプションを新たに付与したのと経済的には同じではないか。
西川副委員長より討議資料『財務会計の概念フレームワーク』について、公表後にシンポジウム等を通じて寄せられた意見を踏まえ、誤解のないように表現等の修正を加えたものが、基本概念ワーキンググループより提出されたため、これを受け付け、公表資料のアップ・デートを行う旨の説明がなされた。なお、基本概念ワーキンググループについては、今回の討議資料修正によって当初の任務が終了したと考えられるため、その活動を停止する旨の報告が併せてなされた。
以上