ASBJ 企業会計基準委員会

実務対応報告公開草案第31号(実務対応報告第15号の改正案)
「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い(案)」の公表

平成21年4月10日
企業会計基準委員会

当委員会では、京都議定書で定められた京都メカニズムにおけるクレジット(排出クレジット)の会計処理について、実務対応報告第15号「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い」を平成16年11月に公表しています。また、企業会計基準第7号「事業分離等に関する会計基準」や企業会計基準第9号「棚卸資産の評価に関する会計基準」を公表したこと等に伴い、平成18年7月に所要の改正を行っております。

平成20年10月より排出量取引の国内統合市場の試行的実施の仕組みの1つとして試行排出量取引スキームが開始されたことに伴い、当委員会では、当該スキームにおいて必要と考えられる会計処理について、検討を行ってまいりました。

今般、平成21年4月3日開催の第174回企業会計基準委員会において、標記の実務対応報告の公開草案(以下「本公開草案」という。)の公表が承認されましたので、本日公表いたします。

コメントの募集

本公開草案の公表は、広くコメントを頂くことを目的とするものです。本公開草案に対するコメントがございましたら、平成21年5月11日(月)までに、原則として電子メールにより、下記へ文書でお寄せください。なお、個々のコメントについては直接回答しないこと、コメント等を当委員会のホームページ等で公開する予定があること、氏名又は名称が付されていないコメントは有効なものとして取り扱わないことを、あらかじめご了承ください。