ASBJ 企業会計基準委員会

実務対応報告公開草案第28号
「金融資産の時価の算定に関する実務上の取扱い(案)」の公表

平成20年10月16日
企業会計基準委員会

金融商品の会計処理及び時価の算定は、企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」及び日本公認会計士協会 会計制度委員会報告第14号「金融商品会計に関する実務指針」等に基づいて行われています。これらによって定められている金融商品の会計処理及び時価の算定は、国際的な会計基準の取扱いと同じ考え方に基づいていると考えられますが、最近の金融市場における混乱 を背景にした国際的な会計基準設定主体による公表物 との関係で、当委員会に対しても時価の算定に関する質問が寄せられています。金融資産の時価の算定は、企業会計基準第10号等に基づいて行われますが、今般、その理解を促進するため、質問の多い点を確認することといたしました。

平成20年10月16日開催の第162回企業会計基準委員会において、標記の実務対応報告の公開草案(以下「本公開草案」という。)の公表が承認されましたので、本日公表いたします。

コメントの募集

本公開草案の公表は、広くコメントを頂くことを目的とするものです。本公開草案に関するコメントがございましたら、平成20年10月23日(木)までに、原則として電子メールにより、下記へ文書でお寄せください。なお、個々のコメントについては直接回答しないこと、コメント等を当委員会のホームページ等で公開する予定があること、氏名又は名称が付されていないコメントは有効なものとして取り扱わないことを、あらかじめご了承ください。