ASBJ 企業会計基準委員会

企業会計基準公開草案第23号
「資産除去債務に関する会計基準(案)」及び
企業会計基準適用指針公開草案第27号
「資産除去債務に関する会計基準の適用指針(案)」の公表

平成19年12月27日
企業会計基準委員会

これまで我が国においては、国際的な会計基準で見られるような、資産除去債務を負債として計上するとともに、これに対応する除去費用を有形固定資産に計上する会計処理は行われていませんでした。企業会計基準委員会(以下「当委員会」という。)では、有形固定資産のこのような除去に関する将来の負担を財務諸表に反映させることは投資情報として役立つという指摘などを踏まえ、資産除去債務とこれに対応する除去費用に関する会計基準の検討を行ってまいりました。

今般、平成19年12月20日の第143回企業会計基準委員会において、標記の会計基準の公開草案(以下「本会計基準案」という。)及びその適用指針の公開草案(以下「本適用指針案」という。また本会計基準案と本適用指針案を合わせて、以下「本公開草案」という。)の公表を承認しましたので、本日公表いたします。

コメントの募集

本公開草案の公表は、広くコメントを頂くことを目的とするものです。本公開草案に関するコメントがございましたら、平成20年2月4日(月)までに、原則として電子メールにより、下記へ文書でお寄せください。なお、個々のコメントについては直接回答しないこと、コメントを当委員会のホームページ等で公開する予定があること、氏名又は名称が付されていないコメントは有効なものとして取り扱わないことを、あらかじめご了承ください。