ASBJ 企業会計基準委員会

企業結合プロジェクト・チーム「企業結合会計に関する調査報告 -EUによる同等性評価に関連する項目について-」を公表

平成19年10月16日
企業会計基準委員会

企業会計基準委員会(ASBJ)は、平成19年10月12日の第138回企業会計基準委員会において、ASBJ事務局内に設置された企業結合プロジェクト・チームより、「企業結合会計に関する調査報告―EUによる同等性評価に関連する項目について―」を受領しました。

この報告書は、来年予定されているEUにおける国際財務報告基準(IFRS)と日本基準の同等性評価に関連して、ASBJにおける今後の検討に資することを目的に、欧州証券規制当局委員会(CESR)から日本基準について追加的開示(補正措置)を提案された企業結合に係る項目について、国際的な会計基準と日本基準の主な相違点とそれぞれの根拠、我が国における企業結合会計基準の適用状況等に関する調査を行った結果をまとめたものです。

ASBJでは、この報告書を受領するとともに、本報告書で取り上げられている持分プーリング法の取扱いをはじめとした各項目について、市場関係者のニーズや企業結合に係る実務等も踏まえつつ、会計基準のコンバージェンスの動向にも十分に配慮して、具体的な検討を始めることといたしました。