平成16年9月24日
当委員会は、わが国の会計基準を開発・設定していくにあたり、いわゆる概念フレームワークを明文化する必要性が各方面から指摘されたのを受け、平成15年1月に基本概念ワーキンググループを組織して、基本概念を整理した研究レポートの公表に向けた検討を委託していたが、同ワーキンググループの成果の報告を受け、第59回企業会計基準委員会(平成16年6月22日)において、これを今後の議論の素材とするため、討議資料として公表することにつき承認を行い、7月2日付けで財団法人 財務会計基準機構のホームページ上に公表した。
その後この討議資料をテーマとして実施されたシンポジウムやカンファランス(*)をはじめさまざまな機会に寄せられた意見を吟味するため、基本概念ワーキンググループは2回の会議を含む検討作業を行い、公表資料の中で、特に理解が難しいとの指摘が多かった点や、誤解を生みやすいと判明した点等について表現上の修正を行った。当委員会はその修正結果についての報告を受け、今回の修正の趣旨に鑑み、上記のホームページに掲載している公表資料のアップ・デートを行うこととした。
会計基準の整備と概念フレームワーク -基本概念ワーキンググループの討議資料をめぐって-
会計基準と概念フレームワーク -研究プロジェクトの背景と成果-
(東京会場のテーマに同じ)
以上