ASBJ 企業会計基準委員会

IASBがIFRS会計基準の年次改善を提案

2023年9月12日

国際会計基準審議会(IASB)は本日、IFRS会計基準及び付属のガイダンスの狭い範囲の修正案を会計基準の定期的な維持管理の一環として公表した。

IFRS財団の「デュー・プロセス・ハンドブック」で説明しているとおり、年次改善は次のいずれかの変更に限定されている。IFRS会計基準書の文言を明確化する変更、又は比較的軽微な意図されていなかった帰結、見落とし若しくは会計基準の要求事項間の矛盾を訂正する変更である。改善案は1つの文書にパッケージされている。

修正案は、以下の各基準書における明確化、簡素化、訂正又は一貫性を改善するための変更を含んでいる。IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」、IFRS第7号「金融商品:開示」及びそれに付属するIFRS第7号に関する適用ガイダンス、IFRS第9号「金融商品」、IFRS第10号「連結財務諸表」並びにIAS第7号「キャッシュ・フロー計算書」である。

公開草案「IFRS会計基準の年次改善―第11集」へのアクセスはこちら

コメント期限は2023年12月11日である。

以 上


公開草案「IFRS会計基準の年次改善―第11集」の日本語訳は以下からダウンロード可能です。この翻訳は、企業会計基準委員会スタッフが参考のために作成したものです。ご利用にあたっては、必ず原文をご参照ください。

なお、本資料はPDFファイルのみでの提供ですので、あらかじめご了承ください。

公開草案「IFRS会計基準の年次改善―第11集」