IASBがIAS第12号「法人所得税」に関する解釈指針を公表

2017年6月7日

国際会計基準審議会（当審議会）は本日、法人所得税の会計処理に不確実性を反映する方法を定めるため、IFRIC第23号｢法人所得税務処理に関する不確実性｣を公表した。

IFRIC®解釈指針は、強制力のあるIFRS要求事項の一部を構成している。具体的な適用上の論点に関する要求事項を提供するために、IFRS解釈指針委員会によって開発され、当審議会によって批准される。

税法を特定の取引又は状況をどのように適用するのかや、税務当局が会社の税務処理を受け入れるのかどうかが不明確な場合がある。IAS第12号「法人所得税」は、当期税金及び繰延税金の会計処理方法を定めているが、不確実性の影響を反映する方法については定めていない。IFRIC第23号は、不確実性の影響を法人所得税の会計処理に反映する方法を定めることによって、IAS第12号の要求事項に追加される要求事項を提供している。

この解釈指針は、2019年1月1日から発効する。ここで見ることができる（eIFRS Professionalが必要）。

以　上

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