2014年6月6日
国際会計基準審議会(IASB)の代表者は、今週、以下の一連の会合を東京で開催した。
IASB理事 鶯地隆継氏は次のように述べた。
「これは非常に重要な一連の会合であった。アジア・オセアニア地域の多くの法域は長年にわたりIFRSに従って報告を行っている。日本など、企業がIFRSを任意適用している他の法域では、任意適用を選択する企業の数が拡大している。今週、この重要な地域との我々の関係をさらに発展させることができて喜んでいる。また、これらのイベントを実現するにあたり東京のアジア・オセアニアオフィスが果たした役割の重要さも強調したい。アジア・オセアニアオフィスが、この地域の人々をつなげる上で引き続き重要な役割を果たしていくことを確信している。」
AOSSG議長Clement Chan氏は次のように述べた。
「アジア・オセアニア地域は、非常に多様性のある地域の1つである。多くの法域がすでにIFRSを採用しており、他の法域でもIFRS採用に向けて大幅な進展を見せている。我々は、IASBとのより緊密な関係を歓迎しており、IFRSの開発に引き続き貢献していきたい。」
ASBJ委員長 小野行雄氏は次のように述べた。
「我々は、高品質でグローバルな会計基準の開発へ向けてIASBとの活動を続けることを喜ばしく思っており、日本や当地域の他の場所でのIASBとの交流を引き続き促進していきたい。」
以上
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